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偽痛風についての基礎知識

偽痛風とは

痛風

「偽痛風」はピロリン酸カルシウムの結晶が原因の関節炎です。

この結晶が関節液に混在、あるいは関節組織に沈着し、患部が炎症を生じることで痛みを覚えます。沈着部位が軟骨であることから、別名「軟骨石灰化症」とも称されています。[注1]

主に股関節の発症率が高く、複数の関節で同時発症するケースもみられ、年齢的には60歳以降の発症率が高く、男女差はみられません。一方で多発性が特徴の遺伝が原因と考えられるケースや、副甲状腺機能のトラブルが関連する発症例もみられる病気です。

偽痛風の原因は明白になっていない

偽痛風の原因となるピロリン酸カルシウムの結晶が、どのような経緯で人体内の関節にできるのか、そのメカニズムはまだ明確に解明されていません。

ただし、「過去の手術歴を含み、関節に何らかの損傷を負っておられる方」「痛風患者の方」での発生率が高く、何らかの関連性が推察されます。

一方で専門的な医療検査を通じて判明する、臓器や体内組織のタンパク質の過剰蓄積、甲状腺機能亢進症や、体内組織中の鉄分濃度過多、血液中のマグネシウム濃度が極端に低いなどの体質面も、偽痛風発症の原因として見過ごせません。

ただし多くの偽痛風患者に、これらのいずれかの症状が確認される確率は極めて低く、遺伝性と診断されるケースもみられます。

偽痛風の症状は

偽痛風の症状は人により異なり、たとえば発作的に激しい痛みが膝や手首など、日常酷使する比較的大きな関節に生じる場合もあれば、慢性的な鈍痛やこわばりが腕や脚関節にみられるなど、個人差が顕著です

後者の自覚症状は関節リウマチもしくは変形性関節症と似ているため、関連知識をお持ちの場合、自己判断に走ってしまわぬ注意が求められます。

突発的に激痛を伴う発作の度合いは、通風と比較した場合軽度ですが、発熱を伴う場合や、体重減少など全身に影響が及ぶ場合があります。

また患部にピロリン酸カルシウムの結晶が大量に沈着した状態でも、発作が治まっている間は全く痛みを感じない、あるいは継続した痛みが止まらないなど、自覚症状の個人差がみられます。[注2]

発症部位から検証した場合、代表的な症例として、まずはその大半が股関節、その他膝や脚関節などにも生じる、急性もしくは亜急性の関節炎を繰り返すタイプがあげられます。

ちなみに股関節に圧倒的に発症する症例には、徐々に症状が進行から急性発作を伴う場合と、対して急性憎悪を伴わない場合など、いくつかのパターンがみられます。

一方多関節で生じ、炎症が著しくみられる場合、患部にこわばりが生じる、赤沈値が亢進するなどの特徴から、関節リウマチと誤判断しやすく、注意が必要です。

偽痛風の検査と治療

痛みの原因が偽痛風であることを確認するには、専門医療機関へ相談してください。自身で見聞きした、もしくは収集した知識だけでの独断は危険です。

偽痛風は多方面からの精密な検査が必要

偽痛風では発作時の血液検査を通じ、血液内の白血球数が増加する、赤血球沈降速度が亢進する、CRP(C反応性蛋白)が陽性を示すなど、炎症性特有の変化が認められます。

また炎症部位の関節液を採取し、ピロリン酸カルシウムの結晶が認められるか否かを、特殊な偏光顕微鏡で確認し、通風の原因となる尿酸結晶と識別します。

関節液の採取が難しい場合にはX線検査を行い、関節の軟骨の部分の結晶の有無をチェックをして、儀痛風の可能性を探ります。また関節の超音波検査通じ、結晶が発見されるケースもあります。

なお炎症が生じた関節は、時間の経過と共に自然治癒するケースもあります。[注3]

ただし一部の方々は慢性的な関節炎から損傷した状態が永続的となり、関節機能そのものが破壊されてしまい、神経病製関節症(ジャルコ―関節)と誤診されてしまうリスクが否めません。

偽痛風は2種類の治療

偽痛風を含めた諸症状に対する医療治療には、その原因に直接対処する「原因療法」と、症状軽減を主目的とする「対処方法」の2種類が存在しています。

ちなみに偽痛風の場合、関節内に生じてしまった結晶の除去は実質困難であり、また医学的に原因が特定解明されておらず、類似した症状の痛風のように、有効な予防策を講じることもできません。

そのため、医療機関で行われる治療は後者であり、痛みの緩和、炎症を抑制する「対処医療」です。具体的には症状の程度に応じ、以下の3通りの治療法が、発症時期や期間、症状などに応じて施されます。

まずは発症から間もない時期の基本的な治療法として、鎮痛薬の内服と、患部のアイシングがあげられます。用いられる内服薬は非ステロイド性のロキソニンやボルタレンなどの消炎薬です。

また冷湿布を貼る、保冷材や氷嚢で患部を冷やし、患部を安静にする対策も大切です。ちなみに湿布は鎮痛と炎症抑制効果も期待できます。こうした治療法は痛風にも共通しています。

次に基本的な治療では効果が得られない、痛み以外にも膝に水が溜まっているなどの場合、膝の水を抜く処置と併せて、ステロイド注射、ヒアルロン酸注射などの関節内注射処置が施されます。

ステロイドには抗炎症作用があり、非ステロイド性の鎮痛薬が効かなかった場合に用いられます。また患部の状態により、炎症抑制と関節に及ぶ負担の軽減効果を期待して、ヒアルロン酸注射が選択されることもあります。[注4]

関節内注射でも症状の改善がみられない場合、外科手術が選択肢として視野に入ります。まずは関節内を切開から洗浄することで、患部に浮遊するピロリン酸カルシウムの結晶を除去する方法があげられます。

傷跡も小さく抑えられ、身体への負担も軽度な手法です。一方関節が炎症のみならず破壊され変形してしまっている場合、チタン合金やポリエチレン製の人工関節に置き換える手術を薦められるケースもみられます。[注5]

偽痛風の治療期間は治療内容による

突発的に膝の痛みが生じた場合、長期的に痛みが継続することはほとんどありません。個人差こそみられますが、10日から20日間程度で治まるのが一般的です。

症状を自覚した直後の急性期に適切な処置を施せば、平均して1週間程度、早い人なら数日で症状が改善されます。また、外的手術を行った場合は人工関節に身体が慣れるまでの期間も合わせて約6ヶ月かかります。

偽痛風には再発の可能性が否めません。完治したと安心した一定期間後に再発する場合も少なくありません。

偽痛風が疑われたなら

偽痛風は医学的に、その発症のメカニズムが解明されておらず、さまざまな原因が推察される身体上のトラブルです。

素人判断からの誤った処置や放置から、結果として症状を悪化あせてしまった場合、必要となる治療が自身に与える負担も大きくなってしまうリスクが避けられません。

疑わしき自覚症状を覚えた場合には、臆せず速やかに専門の医療機関を訪問されることをお薦めします。

[注1]日本赤十字社 松山赤十字病院:偽痛風[pdf]

[注2]一般社団法人 大曲仙北医師会:やさしい病気の話

[注3]加古川医師会:偽痛風について

[注4]日本内科学:痛風、偽痛風の治療[pdf]

[注5]慶應義塾大学病院 KOMPAS:ピロリン酸カルシウム結晶沈着症、偽痛風

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